花喜堆肥(有機堆肥)
物の枝葉を特殊チッパーで粉砕し、中・低温で発酵させた完全有機堆肥です。 通常の堆肥と比較すると有効土壌菌の数が数百倍生息しています。
【花喜堆肥の効果】 微生物の活動に基づいて次の4つの効果が挙げられます。
- 肥料効果 微生物は土中の有機物(堆肥そのもの)を分解して生活します。分解の結果、有機物は植物が吸収しやすい形へと変化します。微生物による有機物の分解は非常にゆっくりと行われるため、土壌内の急激な変化がない上、肥効が長く、植物にとってやさしい肥料となります。
- 物理性改良効果 微生物の有機物分解活動によって、土壌は団粒化し、通気性、排水性が改善され、色白の健康な根が育ちます。健康な根は、良好に水や肥料の吸収を行えるため、健常な植物に育ちます。
- 理化学性改良効果 微生物の活動による副産物として、腐植酸、有機酸、酵素などが得られます。これらは非常に多くの種類があり、それぞれの役割を果たしています。有機酸として注目を集めているものとして、木酢液があります。
- 病気抑制効果 微生物の中には、病気であるカビを餌とするものや、抗生物質を生成するグループがいます。これらの働きによって、病気を抑制します。また、連鎖障害の発生している畑では、微生物組織が単純化しているため、多くの微生物が生息する堆肥を投入する事で微生物組成が健全になり、連鎖障害を回避する事ができます。